丸い食パン。

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2024.07.11

丸い食パン。

最近の私は、危機感を覚えている。
(あくまで健全な悩み。探究心を持って面白がりながら。)

ここで諦めずにアクセルを踏めるかで、
この先の10年が決まるような気がしていて。

写真を始めて7年。

最初に単焦点レンズをカメラに付けた時、
レンズをクルクル回しながら
「これはどうやってズームするのですか?」
と先生に聞いたくらいの私。
※単焦点レンズ=ズーム出来ないレンズ

だから、最初の のびしろは、
十分過ぎるほどありました。

ゼロからスタートしたから、
振り返ると、
本当にスクスク育ってきたように思います。

7年経った今、どうなのか?

写真を通じて
自分がやりたいことが明確になり、
それを実現するのに必要な
撮影スキルも追いついてきました。

それなりに自信を持ち、
お客さまの元にうかがえています。

でも、
これで良しとするわけにはいかない。

もうちょっと、突拍子もないモノも
見に行かないといけないタイミングが
来ている気がするのです。

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例えば目の前に、“食パン” があって、
それを写真に撮ろうと思ったとします。

誰の目から見ても“四角い”。

だけど、その食パンから、

(実はボクは、かねてからずっと
 丸くなりたいと思ってきたんです。)

と、例えばそんなメッセージを受け取ってしまった時。笑

私はどうやって撮るだろう?

逆に四角くなりたい食パンの撮り方は
いくつか思い浮かぶ気がします。

パンらしいほわんとした感じではなく、
直線を強調するような光と影を演出する…とか。

でも、丸くなりたい食パンの気持ちは
汲んであげるだけの引き出しが…ない。

丸への憧れを、
私は写真でどう表現してあげたらいいのだろう?

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見たモノ、聞いたモノ、
考えたこと、考え方・枠組み…

写真は、
経験のアウトプットでしかないから、
その質を高めたければ、
触れる世界を変えないといけない。

実はすっごく小さな囲いの中で、
一生懸命シャッターを切ってはいないだろうか…

私の言わんとしていること、
受け取ってくれた方、お話ししたいです。笑
ぜひ。